
足の痛みや様々な障害、靴や足底板の指導・作製のための外来です。
■外反母趾 ■巻爪・陥入爪 ■扁平足障害
■タコ・魚の目■アキレス腱炎 ■足底筋膜炎
■変形性膝関節症 ■糖尿病による足の障害
■スポーツ障害・・・
足に痛みをもたらす傷病を対象とします。
足の痛みや様々な障害、靴や足底板の指導・作製のための外来です。
■外反母趾 ■巻爪・陥入爪 ■扁平足障害
■タコ・魚の目■アキレス腱炎 ■足底筋膜炎
■変形性膝関節症 ■糖尿病による足の障害
■スポーツ障害・・・
足に痛みをもたらす傷病を対象とします。
当院では以下の方法で行っています。
現在では、超弾性ワイヤー、フェノール法、VHO(3TO)を主に行っていますが、爪の状態で適応・不適応があります。
まず診察の上で、どの治療が適しているか、またしばらく待機した方がいいかを判断し、お知らせします。
その上で、予約制にて治療を行います。
治療可能日
月曜:1600-1700、午後診終了後(1915頃~)
火曜:1600-1700、午後診終了後(1915頃~)
水曜:午後診終了後(1915頃~)
金曜:1600-1700、午後診終了後(1915頃~)
土曜:午前診終了後(1215頃~)
各方法には長所・短所があ、詳しくは来院の上お尋ね下さい。
1)超弾性ワイヤー
詳細は、多摩メディカルHPを参考にしてください。ある程度爪が伸びていないとできません。
麻酔は不要。自費扱い。
2)フェノール法
爪母を部分切除し、障害部の爪を生えなくする根治術です。術後の出血や疼痛が比較的少ないという特徴があります。
麻酔が必要。保険診療となります。
3)VHO(3TO)
より確実な巻爪の矯正が行えます。爪が伸びていなくても可能です。
詳細は、巻爪矯正手術VHOを参考にしてください。
麻酔は不要です。自費扱い。
4)podofix
基本的な原理はVHOと同じです。巻爪の程度の軽いときに適しています。
麻酔は不要です。自費扱い。
VHO(3TO)式 | podofix | 超弾性ワイヤー | フェノール法など | |
---|---|---|---|---|
麻酔 | 不要 | 不要 | 不要 | 要 |
保険 | 自費 | 自費 | 自費 | 保険適用 |
使用器具代 など |
¥9000 | ¥5000 | ¥4500 | 3割負担で約¥10000 |
手と足の爪では切り方が異なります。
手の爪は少々長くても問題はありませんが、足の爪では問題となります。
特に母趾は、ヒトが直立二足歩行するときに重要な役目を果たしています。
歩行時には、まず踵で設置し、ついで足の外側部(土踏まずの外側)、母趾球部(母趾の付け根の厚いところ)、最後に母趾で蹴り出します。母趾に爪がないと、力が入りません。
母趾の爪が短いと痛みが出ます。長いと靴の先に当たり、変形の原因になります。
爪の理想的な切り方は、図に示すように爪の先の白い部分(フリーエッジ)を少し残し、横にまっすぐ切ります。
爪の先を四角になるように切ると(スクエアーオフ)、強く亀裂が入りにくく、外観も長く美しく見えます。
巻き爪の方は、爪が軟部組織(肉)に食い込むのを恐れて、どうしても両角を深く切りすぎて、深爪の傾向になります。
しかし深く切りすぎると、かえって靴の中で趾や爪が押し込められたときに、食い込みを助長し、痛みの原因になってしまいます。
巻き爪の方は、スクエアーオフに切るように心がけましょう。
また手と足の爪の成長速度が随分異なるので、手足の爪切りを同時に行うと、どうしても足の爪が深爪の傾向になるので注意しましょう。
足は、手と同じようにたくさんの骨(28個)から成り立っています。これらの骨がお互いしっかりと靱帯で連結され、さらに筋肉で支えられています。
本来、体重は足の踵、母趾の基部、第5趾の基部の3点で支持され、鼎のように安定な構造をしています。
ヒトの足の大きな特徴は、図で示すようにその3点を結ぶ縦と横の見事なアーチを形成していることです。
その3点を結ぶ
外側の縦のアーチ
内側の縦のアーチ
横のアーチ(母趾の基部から第5趾の基部)
の3つのアーチがあります。
アーチ構造は、歩行時に衝撃吸収のバネとして働くほか、複雑な動きで体重移動を円滑にする役割を果たしています。
多くの足の痛みは、様々な要因による過剰なあるいは異常なストレスが足部にかかり、アーチ構造が破綻したことが原因となります。
例えば、
縦のアーチの破綻→扁平足
横のアーチの破綻→開張足
で、開張足につま先の細い靴をはき続けると外反母趾、巻き爪、陥入爪を助長することになります。
逆に、足のアーチを維持するあるいは破綻したアーチを矯正することで、足の痛みを軽減させることができます。